2011年1月19日水曜日

第9回 ~外張りの屋根作ります~


今日は朝、会社に行く前に現場に行きました。
『いや~現場の足場に登ると朝日が気持ちイィほどに見えました!!』
 
さっそく清々しい気持ちでIKホームの"重要な"屋根づくりを今日は一気にご案内します。
他との違いを簡単に言いますと外張りの断熱も張りますので、2重の屋根になります。
 

左の写真は骨組みの状態です。

ここに垂木を上から下に固定して屋根の板を張っていきます。









今、大工さんが"第一の屋根"を固定しています。
骨組みの屋根に板を張っていきます。

(※普通の住宅はこの板に防水シートを張って屋根材を載せて完了です。)



しかし、IKホームはといいますと...。

防水・気密のシートを板の上に張っていきます。
 
「これで、雨漏れは心配ないですね!!」
 
っといっているのもつかの間、
屋根専用の断熱材が届きました!!





あっという間に、さっきまで防水気密シートが張ってあった屋根の上に屋根専用外張り断熱「スタイロラスター」が張り揃いました!!




「スタイロラスター」ってなに?

と思いますよね!!




通常外張り断熱のお家はスタイロフォームというポリスチレンフォームという素材で5cmの厚みのもで屋根や外回りを包みますが、最近もっとすごいものが出来まして、スタイロフォームの5cmの厚みの上に"特殊アルミニウム"を張り合わせたスタイロラスターは断熱効果+遮熱効果に優れ、夏場の熱い太陽の熱+赤外線を反射してくれるのです。
 
(実はIKホームに入社する1年前にたまたまIKホームの現場を見かけて、建築中の現場 まさにこの断熱材を張り終えたお家を見せてもらいましたが、真夏の炎天下の下なのに「なぜか・・大きな木の木陰にいるような涼しさでした...。あの時の涼しさが、我が家にもやってくるんだなぁ。」と真夏の時期がちょっと楽しみです。)
 

断熱材を張り終えたら、
"第二の屋根"をつくります!!
 
スタイロラスターを下地にして再度 垂木を上から下に固定してきます。
 
この作業も実は重要で、スタイロラスターが反射した熱を逃がす通気工をつくっているのです。
 
 
 
 
熱は下から上へ登りますので、この垂木の間を熱が登っていきます。
(登った熱は最後に一番高い棟より換気します。まだ先のことなので、後ほどご紹介します。)
  

"第二の屋根"を固定していきます。

大工さんが一本一本丁寧に固定してくれていました。
 
大工さん!いつもありがとうございます!







屋根が仕上がったら再度雨水を防ぐシートを張ります。
 
この状態で屋根工事はひとまず休憩です。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
次は瓦が届きましたらご案内させていただきます!!
 
一気にずらずらとご紹介してしまいましたが・・・
 
一言で「外張り断熱は屋根工事が大変だなー」と改めて実感しました。
大工さんそして屋根の材料も2倍掛かりますが、この工事がとっても重要で
言わば『魔法瓶のフタを魔法瓶そのものでフタをしてしまうようなものです』
分かりずらかったらすみません。(>。<)
 
言いたい事は魔法瓶のような断熱お家をつくったら、屋根もしっかりしないとフタの開いた魔法瓶になっちゃいますという事です。
 
屋根って重要なことが今回改めて分かりました。

2011年1月18日火曜日

第8回 ~祝!上棟!!~


 さぁっ!! いよいよ今日は上棟です。

《上棟》 
屋根の一番高いところにくる木材「棟木」をのせること。
《上棟式》
新築への祝福とその守護を感謝し、工事の無事完成を祈願するために、棟木を納めたときに行われる儀式。



一気に柱や梁を組み立てていくために本日は6人もの大工さんに来ていただいてました。

 クレーン車と息を合わせて作業する大工さん!!
大工さんもクレーン屋さんも神経を研ぎ澄まして作業していました。
ちょっとのミスが危険な作業です。

でも、さすがはベテラン!!

休む暇もなく次々とお家が形になっていきました。
夕方にもなるとほぼお家の形が出来ていました!!

『祝!!上棟!!です』v(・。・)v

何だかここまで出来てくると...。あぁぁここが我が家になるんだなぁ...。

っと何かふしぎと「家というものの大きさ」に、そして「家づくりにかかわっている人の多さ」に、圧倒されながら「これからはもっとしっかりしなくては!!」とお尻がしまる想いになりました。

2011年1月17日月曜日

第7回 ~大工さん出動!!~

今日から本格的に大工さん宜しくお願いいたします!!


今日はコンクリートの基礎の上に土台を敷いていました。
よく見ると「基礎に換気口が無いよっ!!」と思いますが・・・

無いんです!!

基礎断熱を前回ご紹介しましたが、床下もお部屋と同じ温度にする為に土台と基礎はガッチリくっつけて施工します!!


本日は1階の柱を建てて作業終了です。
明日は大工さん6名とクレーン車に入ってもらい『上棟』まで一気に進みたいと思います!!

2011年1月16日日曜日

第6回 ~材料搬入します!~

とうとう大工さんの出番です!!

しかし・・・

今日は木材の現場搬入でしたので、
大工さんと私は見てるだけでした(笑)

いやぁ、家を建てる材料ってけっこう沢山木を使うんですねぇ~。
この写真で半分降ろした状態です。
大きいトラック山積みで来たんですよ!!

当日は残念ながら雨が降っていました。。。

でも大丈夫です!
木材はしっかりと濡れないようにビニールで包まれていました。
(材料屋さん お気遣いありがとうございます!!)

ビニールに包まれていましたが、
とても木の「いいにおい!!(>。<)!!」がしました♪




実は、今打合せ中のお客様で材料屋さんの社員の方がいまして、土台と柱に桧(ヒノキ)を使ってくれたんですm(_ _)mありがとうございました!!

2011年1月7日金曜日

第5回 ~基礎完成!!~


この日は朝一番から、『配筋検査』でした。

◎配筋検査とは・・・                 
読んでの通り鉄筋がちゃんと所定の位置に入っているか検査員が来て検査をします。

検査はバッチリO.K.でした!!

ではさっそくと言わんばかりに待ち構えていた基礎屋さんが一気にコンクリートを流し始めました!

見てる私はラクでしたが、ポンプを持っている方が大変そうでした(;・-・)

基礎屋さんお疲れ様でした!!

 乾いたら、基礎の立ち上がり(土台が載るところ)を作るんでしたね。
基礎屋さん最後まで宜しくお願いいたします!!
コンクリートはベースとなる部分(床面全面)と立ち上がり部分を2回に分けて施工します。


 立ち上がりにコンクリートを流し固まったら、型枠を外します。

”表面に現れているのが外張断熱材です!!”

この断熱材で基礎の外からまるまるお家を断熱します。
しかも、シロアリ防除機能を持つ断熱材なので、シロアリの進入も防ぎます!!





 ちょっと細かいところですが、

左官屋さんに断熱材の隙間がないようにしっかりと専用コーキングで隙間埋めをしてもらっています。



『祝!!基礎完成!!』

基礎の角のところです。
角を斜めにすることで基礎の強度を上げています。
出ている金属の棒は、アンカーボルトとホールダウン金物です。基礎と建物をしっかり固定する為の金物です。

2011年1月6日木曜日

第4回 ~基礎ができるまで~


ここは”重要”なところです!

基礎屋さんの下に敷いてあるもの・・・

『断熱材です!!』

って、断熱材は家の中の柱や土台に入れるんじゃないの!?と思いますよね。


『違うんです!!』

IKホームは”外張り断熱の家”なんです。


私も入社してから分かったのですが、「外張り断熱の家」にも何種類かあるようで、

「壁面の断熱を外張りにする家」
「屋根までも外張りにする家」
「基礎の下から外張りにする家」
ってな感じで外張り断熱の家っていっても会社や作る工法によってさまざまのようです。

ちなみに、弊社は基礎の下から建物をスッポリ囲む外張断熱の家です。
(魔法瓶のような家かな!?)
【型枠の内側が白いのも断熱材です。型枠に設置しておくことでコンクリートを流し込んだとき、基礎の外側に断熱材がくっつくんです。】



断熱材も下に敷き終わったところで、次は鉄筋を並べていきます。この上にコンクリートを流し込むのですが、鉄筋とコンクリートが合体することで、建物の重みで押しつぶされる力(圧縮力)と地震などで引きちぎられようとする力(引っ張り力)の両方を強化することができるのです。



見えずらくてすみません・・・

これは、『鎮物』です。
地鎮祭のときに神主さんにいただいたもので、地の神様を鎮めるために、こうやって基礎に沈めるようです。

2011年1月5日水曜日

第3回 ~いざ着工!『根切り』と『捨てコン』

 いよいよ着工しました!!

まずは『根切り』です。
◎根切りとは・・・
基礎を作る際に所要の場所を掘削すること。
パワーショベルでどんどん土を掘っていきます。
 

↓   ↓   ↓   ↓   ↓

 あっという間に建物の外周を
掘っちゃいました!!

掘った後、真ん中に積んである砕石を
掘ったところに敷き詰めます。


↓   ↓   ↓   ↓   ↓

砕石を敷き詰めたら、『捨てコン』を打ちます。

◎捨てコンとは・・・
捨てコンクリート地業のことで、基礎底面を平にし、基礎芯や型枠などの位置の墨出し(作業の目印線)をしやすくする。

2011年1月4日火曜日

第2回 ~地縄と地鎮祭~

あけましておめでとうございます!!
本年も宜しくお願い致します!!

ということでww
さっそく『地縄』からご案内です。
◎地縄張りとは・・・
建物の位置を直接敷地上に落とす作業をいいます。この段階で図面上の建物の配置と現場でのずれや間違いがないかを確認します。

《よく子どもの時に公園の地面に足や木の枝で部屋を描いて遊んだのを思い出します...。》


地縄を張ったら『日の良い日』を選んで、『地鎮祭』をします。

◎『地鎮祭』とは・・・
建築の着工に先立ち、地の神を鎮めこれからの工事の安全を祈願する儀式です。
神主さんは会社でお世話になっている神主さんにお願いしました。
初穂料を包み、その他のものは全て神主さんに準備をしていただき行いました。
神主さんありがとうございました。m(_ _)mペコリ


「地鎮祭も終わり着工!!」っとその前に、もう一つ大事なことがあります。
『地盤調査』です。最近はベタ基礎(全面コンクリートで支える基礎)で地震に強い家が当たり前になってきていますが、基礎が頑丈でも基礎を支える地盤がしっかりしていなければ、頑丈な基礎も意味がなくなってしまします。しっかり地盤調査をした上で、建築することをお勧めいたします。
今回は調査の結果『ベタ基礎』で施工すれば地盤の改良は無しと出ましたので、このまま着工いたします。
≪POINT!≫
土地を探して家を建てる方は、希望の土地が見つかったら、
不動産屋さんまたは近くに住んでいる人に地盤の状態を聞けるといいと思います。